広報部編集手帳

パパラギから笑顔がなくなるとき

この前の定休日に子どもと公園に出かけた時のこと。
近所の雑木林に毎年カブトムシが来る木があるんです。さすがにまだ成虫は見かけませんが、冬の間枯れていた樹液があちこちたっぷり溢れ出していて甘酸っぱい匂いが漂っていました。なんとなく目で樹液の跡をたどって根っこの方まで見たとき、セミの抜け殻を見つけたんです。この森のどこかにはもうセミがいるんですね〜。み〜んみん。夏なんですなあ〜。

その前の日も定休日でしたがユニフォームを着てスタッフが集合していました。夏前の総点検「全体学習会」が行われました。

２ヶ月おきの全体学習会

4月の入社式兼全体学習会から２ヶ月、今回の6月の全体学習会の次は８月に海での全体研修があります。
パパラギはほぼ２ヶ月おきにスタッフ総出で研修をやっているんですね。
パパラギの研修模様は入社式と同じくらい注目度の高いコンテンツです。YouTubeにはアップされませんが、研修生やアルバイトの方は参加ができます。どうしても気になる方は履歴書を持ってチャレンジしてみましょう。
そうは言ってもなかなか勇気が湧かないという方のために、写真でチラ見せ。

水深12m、透視度6m、1名ロスト

全体学習会は持ち時間およそ８時間。安全管理、業務点検、商品知識などなど。おおむね時間配分通りに進みますが、必ずと言っていいほど延長する項目があります。
それは「安全管理」です。つまり、パパラギの全体学習会で最も時間をかけているのは「安全管理」なんです。

和気藹々とした雰囲気なのはいつも通りのパパラギですね

慣れない目薬に苦戦する海老原くん。レンズに隙を見せない元祖看板モデル宮本くん。人知れず可愛くプリッとする謙三さん。眞野さんが笑っているのはきっと何か食べているんでしょうね。

いつもの和やかな雰囲気ですが扱っている話題はシビアです。

ヨコバマ水深12m、透視度6m、インストラクター2名、各チームゲストは8名。そのうちの一名をロスト。

これは実際に起きたことではありません。起こり得ることを想定してスタッフ全員でシミュレーションしていきます。
想定するには想像力が必要です。こうなったらどうする？自分だったらどうなる？
また、どうしてそうなるの？どうしてこうしてはいけないの？といった疑問も湧きます。
想像力も疑問も、自然体の時が一番活発です。ひとつひとつ話し合っていると当然時間がかかるのです。

いや、想像力というか遊び心が出てきちゃうから長くなるんでしょうね。
イスから立ち上がった途端、パパラギ劇場の始まり始まり〜でした。

トラブルシミュレーションではチーフインストラクターが各チームをまとめます。

シミュレーションはやっぱり体を動かすのが一番。今、ここがヨコバマ水深12mです。

夢中で写真撮ってますね〜、これはロストしそうですね笑

迷子ダイバーの池田さんとそれを探す眞野さん。 まるでハイリスクノーリターンのかくれんぼです

どうやら無事水面で合流できたようですね

パパラギから笑顔がなくなるとき

もう一つのシナリオが用意されていました。
溺水。発見時、心肺停止状態。

想定される最悪のケースです。
先ほどまでの和やかな雰囲気から一変。会議室に緊張が走ります。いくつもあった笑い声はすっかり無くなり、AEDのガイダンスと救助者役が事故者役の名前を呼ぶ声だけが響いています。
パパラギから笑顔がなくなりました。

「事故は起きるもの」
そう考えていれば、これは絵に描いたシナリオではなく明日自分の身に起きることかも知れない。
遊び心を隅に追いやり、想像力を総動員させて真剣に模擬体験をするのです。
もちろん事故を未然に防ぐことに全力を注ぎます。ですが万が一事故になってしまったとき、「えー、本当にこんなことあるの？」と嘆いているのと「事故は起きる」と準備しているのかで結果は大きく変わります。

パパラギスタッフの遊び心の土台には、事故は起きる、でも起こさせない、笑顔で海から帰ってもらう。という共通の目的があります。
そのために全体学習会では、安全マニュアルを何度も確認し、議論し、確認しています。

今年もパパラギには、真面目に遊ぶ夏がやってきます。

禁断の物欲斡旋コーナー

知ってますよ。
6月ってボーナス入る方多いですよね！
前から欲しかったアレは買っちゃうと思うので、今日はちょい足しアイテムのオススメ。
びっくりするくらいのちょい足しなので見ていってください笑

今日おすすめするのはコレ。

パパラギオリジナルTシャツ。
詳細はこちら

このブログをご覧になった皆さん、パパラギスタッフが着用しているユニフォームのポロシャツがマイナーチェンジしていることにお気づきでしょうか？
お気づきの方はパパラギ検定準２級レベルです。

数年前からスタッフ着用のユニフォームはポロシャツもTシャツもドライメッシュ素材になっています。
乾きが良くて汗の処理が早く、いつもサラサラの着心地なんです。
よく働き、よく食べるパパラギスタッフにはピッタリの素材です。
そんなスタッフユニフォームと同じ素材を使ったオリジナルTシャツなんですが、
実はこれ、初夏から夏にかけて最高のインナーなんですよ。

まずドライの人。汗ばむ陽気になりましたね。梅雨入りしたらジメジメして湿気なのか汗なのか分からないくらい。
ロンTや専用インナーの上にこれ着ている方を見かけますが、それ逆です。
一枚目にこのTシャツを着てください。その上にロンTです。これで不快感激減です。一日サラサラでいられますよ。
せっかくのデザインが見えなくてもったいない？安心してください。もう一枚買いましょう。
パパラギTシャツ、ロンT、パパラギTシャツの順番です。サラサラのサンドイッチ。このレイヤリングを見かけたらサラサンと呼びましょう。

ウエットの人。これ一枚あれば何もいりません。ウエットの上から着ようがシャワー浴びてすぐ着ようが関係ない。すぐ乾くんで。洗濯も脱水かければすぐ乾きます。替えいりません。
某カメラマンは忙しくてこの素材のTシャツを着たまま風呂に入って体ごと洗って、体ごと拭いてそのまま寝るらしいですよ。

こんな万能Tシャツがたったの￥3,500。
海で思いっきり遊ぶ時も、通勤時も、寝苦しい夜も、これ一枚で全て解決。

お店に御用のついでにちょい足ししてみてはいかがでしょうか？